こんにちは!
大垣市に事務所を構え、岐阜県岐阜市など県内各地でエクステリア工事を行っている株式会社伸建と申します。
弊社は、豊富な実績に裏打ちされた技術力で、外構工事・造成工事を手掛ける専門業者です。
今回は、土地の取得時に注意が必要な擁壁をご紹介します。
ぜひ参考になさってください。
注意が必要な擁壁
近年、擁壁を新たに設置する場合は鉄筋コンクリート擁壁が選ばれることが多い傾向にあります。
なぜなら、宅地造成等規制法施行令第6条において「鉄筋コンクリート造、無筋コンクリート造又は間知石練積み造その他の練積み造のものとすること」と定められているからです。
しかし、古い住宅や土地には条例制定前の擁壁が多く残っています。
大谷石で造られた擁壁
大谷石(おおやいし)は軽石凝灰岩で、柔らかく加工がしやすい特徴を持った石です。
古くから外壁や蔵の壁面などに使われてきました。
大谷石の強度は間知石や間知ブロックと比較するとやや弱いですが、ひび割れやふくらみ、排水に問題がなければあまり心配ありません。
しかし、大谷石の擁壁がある土地や物件を取得する際は、よく注意する必要があります。
空積みの石積み擁壁
大谷石の他にも、丸みのある石を積んだ玉石積みやその他の石積み擁壁が存在します。
これらも、石の隙間にモルタルやセメントが充填してある練り積みで造られていて、亀裂や排水の問題がなければ大丈夫です。
しかし、空積みの場合は注意しなくてはなりません。
空積みは石の隙間や擁壁の裏をセメントなどで固めず、ただ積んだものであるため、強度が不安定で擁壁工事の新設が必要になる場合があります。
ただ、昔の石工は既製品がない分、熟練した技術力で強度の高い空積み擁壁を造っていたともいわれているため問題なく使える可能性はありますが、しっかりとチェックしておくと安心です。
コンクリートブロックの擁壁
空積みよりも危険性が高いのが、コンクリートブロックで造られた擁壁です。
コンクリートブロックはよく塀に使われていますが、塀に土を留める圧力はかからないので別物と考えてください。
コンクリートブロックに土留の適性はないため、この擁壁がある土地の取得を検討する際は、擁壁の新設費用を考えた資金計画が必要です。
擁壁のご相談は伸建に
株式会社伸建は、土木工事の実績を生かした確かな技術力を強みとして持っています。
擁壁のご相談はもちろん、エクステリア工事・造成工事も得意としており、お庭まわりのトータルサポートが可能です。
外構工事は選択肢が多く、悩む部分も多いかもしれません。
お客様のちょっとした疑問、お悩みをぜひ弊社までお問い合わせください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。