3種類の擁壁工事をご紹介します

こんにちは、建設業者の株式会社伸建です。
弊社は大垣市に拠点を構え、岐阜県岐阜市をはじめとする県内各地で外構工事と造成工事を手掛けています。
擁壁は、土木工事で切り土や盛り土が崩れることを防ぐための構造物です。
土地に高低差がある場合、むき出しの土が崩れることを防ぐためのものになります。
今回は、3種類の擁壁工事をご紹介いたしますので、高低差のある土地の造成工事をお考えの方の参考になりましたら幸いです。

種類1.コンクリート擁壁

擁壁
近年、宅地などで採用されることが多いのがコンクリート擁壁です。
大きく「鉄筋コンクリート擁壁(RC擁壁)」と「無筋コンクリート擁壁」に分けられます。
RC擁壁は鉄筋が入っていることから強度が高く、垂直に立てられる特徴があるため、土地を広く使用したいお客様に好評です。
鉄筋の入っていない無筋コンクリート擁壁は「重力式擁壁」という形状の場合に選ばれることがあります。
重力式擁壁は、擁壁の重さ自体で土を支える形のため、コンクリートの「曲げ応力」を無視でき、コンクリートの弱みを補うための鉄筋が必ずしも必要ありません。
安定した地盤や、擁壁が低く済む場合に使える方法です。
他に、山岳道路で山肌を覆うように施工される「もたれ式擁壁」などもございます。

種類2.ブロック擁壁

ブロックで作る擁壁は「間知ブロック擁壁」が多いです。
6個並べると約1間になる、「間知(けんち)石」というブロックを使います。
間知ブロック擁壁は、住宅地などで5mほどの大きな高低差のある土地でよく使われます。
ブロック擁壁は主に2つの積み方があり、特に多いのは「矢羽根積(やばねづみ)」で、名前の通り矢羽根の連続模様のようにブロックを斜めに積む方法です。
また、ブロックを水平に積む「布積み(ぬのづみ)」という方法もあります。

種類3.石積み擁壁

昔よく用いられた石積み擁壁は、安全性の面で少し心配があります。
というのも、「宅地造成等規制法」が昭和36年に制定されるまで、擁壁の厳密な基準がなかったためです。
石積み擁壁には「練り石積み擁壁」と「空積み擁壁」という積み方があります。
練り石積み擁壁は、石の間にモルタルやセメントを補填して石同士をつないでいるため、間知ブロックには劣りますが比較的強度を持っています。
一方で、空石積み擁壁はセメントやコンクリートがなく、小石のみで積み上げた簡素な作りのため、注意が必要です。
特に1.5m以上など高さがある場合は、新たな擁壁工事を検討することをおすすめします。

擁壁工事は伸建にお任せください

ハートを持つ人達
株式会社伸建には、造成工事・エクステリア工事・外構工事・土木工事に熟練した専門家が在籍しております。
お客様のお悩みやご要望に対して、最高のサービスをご提供するために日々努力しております。
法人様から個人のお客様まで、どのようなご相談でもお受けいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

岐阜市・大垣市のエクステリア・外構・土木工事は株式会社伸建
ただいまエクステリア・外構工事スタッフ求人中です!
〒503-0002 岐阜県大垣市開発町3丁目16-6 レインボーハイツ105
TEL:0584-82-7829 FAX:0584-82-7829
※営業・セールス目的の問い合わせはご遠慮願います。

この記事を書いた人

カテゴリー

関連記事

外構完成

外構完成

こんにちは、岐阜県大垣市の伸建です。 弊社は岐阜県内全域で外構工事や造成工事、土木工事を請け負ってお …

外構工事

外構工事

弊社が手がける業務って?

弊社が手がける業務って?

岐阜県大垣市に拠点を構えて、岐阜県岐阜市を中心とした県内で活動する土木工事業者『株式会社伸建』です。 …